プロフェッショナルのための半導体情報「大山レポート」No.9

大山レポート No.9 2026年9月30日 発刊
| 販売価格 | 8万8000円(税込) |
| 版型 | A4判 |
| 総ページ数 | 32ページ |
| ISBN | 978-4-911803-01-1 |
| NDLBibID (国立国会図書館書誌ID) | 033661192 |
| 編集長 | 大山聡 |
| 発行 | 観濤舎 |
| 発売 | 観濤舎 |
| 購入サイト | Amazon.co.jp |
お知らせ
リーフレット(A4サイズ両面)
グループリンク「NAND専業」の逆説
キオクシアの技術優位と成長の制約を見極める
大山レポートは、半導体やその関連材料、部材、装置などの製造、流通、調達に関わる担当者、そして半導体業界の調査分析に携わる投資家、金融機関、証券会社、調査会社、コンサルティング・ファーム、研究機関などを含む「プロフェッショナル」の方々のための半導体情報誌です。
さまざまな半導体の市況と市場予測、業界や企業の業績予測を中心に、「半導体業界のこれから」を決める重要な、技術トレンドやビジネス環境、政策などに関するトピックについて分析、予測、解説していきます。
半導体に関する業界予測や需給予測は、これまで以上に難しくなってきました。AIをはじめとする劇的な技術進化もあります。それに加えて深刻なのは、経済合理性、技術進化といった「ビジネスのルール」を基本に将来を見通す方法論が使えなくなってきたことでしょう。
あらゆる産業分野で電子化、IT化が急速に進んだ結果、半導体なくしては産業も社会生活も成り立たないという状況が生まれました。つまり、半導体調達は企業だけでなく国や地域の存亡を左右するほどの重要課題になったのです。
こうした状況を踏まえ、グローバルな政治外交問題、国内政策の動向などを押さえながら、さらには先端技術の動向を注視しつつ、現状報告にとどまらない「仕事に必ず役立つ」情報提供に特化していきます。
年4回(3月、6月、9月、12月)発行予定

対象読者
半導体の製造 / 流通 / 調達に関わるメーカ / 企業、半導体業界の調査分析に携わる投資家 / 金融機関 / 証券会社 / 調査会社 / コンサルティング・ファームなどの担当者
半導体メーカー、材料・装置メーカー、電子部品、データセンタ関連企業の動向を追う方の、産業調査・企業分析・投資判断の参考資料としてもご活用いただけます。
記事ラインアップ
COVER STORY
キオクシアの虚像と実像
株乱高下の理由と意外な急所
AIデータセンタの急拡大を背景に、高速NAND型フラッシュ・メモリやSSDの開発・供給で先行し、売り上げを急激に伸ばしているキオクシア。その成長期待から株価も急騰したが、一転して大幅に下落するなど激しい値動きを続けている。株価を大きく揺さぶっているものは何か。そして、期待の裏側にあるキオクシアの本当の競争力とは。技術的な先行と、それを生み出した「NAND専業」という事業構造を検証すると、今後の成長を左右しかねない意外な急所も見えてくる。
SPECIAL FEATURE
熊本地震が半導体関連企業に与えた影響は軽微
8月末には震災前の生産水準へ
2026年7月28日。熊本県を震度7の大地震が襲った。熊本県内には、半導体関連企業が数多く集積している。大きな地震だっただけに、半導体業界には緊張が走った。しかし幸いにも、半導体業界が受けたダメージは軽微だった。少なくとも、10年前の地震ほど深刻な影響は受けなかったようだ。筆者は、地震大国・日本で、これまでに積み重ねてきた地震対策ノウハウや、地震被害からの復旧ノウハウが生きたと見ている。
MARKET DATA
世界半導体の成長率は100%を超える、メモリ品不足の解消は2027年後半に
世界半導体市場はデータセンタにけん引され、極めて高い成長率で拡大を続けている。2026年5月には、成長率が前年同月比107.4%増と遂に100%増を超えた。さらにデータセンタ市場拡大の恩恵を受ける製品分野が増えてきた。これまではロジックICとメモリICだけだったが、ここにマイクロ(MPU)が加わった。ディスクリート半導体も徐々に恩恵を受け始めている。
世界半導体市場動向/ディスクリート半導体の市場動向/光半導体の市場動向/センサ/アクチュエータ半導体の市場動向/アナログICの市場動向/マイクロ(MPUとMCU)の市場動向/ロジックICの市場動向/メモリICの市場動向/半導体製造装置とメモリICの市況の相関/半導体製造装置の地域別出荷額/台湾TSMCの業績/米Intelの業績/米NVIDIAの業績/米AMDの業績/米Broadcomの業績/米Qualcommの業績/韓国Samsung Electronicsの業績/韓国SK hynixの業績/米Texas Instrumentsの業績/スイスSTMicroelectronicsの業績/独Infineon Technologiesの業績/ルネサス エレクトロニクスの業績/東京エレクトロンの業績/オランダASMLの業績/米Applied Materialsの業績/ファウンドリ企業のウエハ価格推移(40n〜130nm)/ファウンドリ企業のウエハ価格推移(16n〜28nm)/ファウンドリ企業のウエハ価格推移(5nm、7nm)
著者
大山 聡(おおやま さとる)
グロスバーグ合同会社 代表

(c) TSTJ Inc. and 観濤舎
慶應義塾大学大学院にて管理工学を専攻し、工学修士号を取得。1985年に東京エレクトロンに入社。1992年に日本データクエスト(現ガートナージャパン)に入社し、半導体産業分析部でシニア・インダストリ・アナリストに就任。1996年にBZWジャパン証券(現バークレイズ証券)に入社し、証券アナリストとしてアドバンテスト、NEC、三洋電機、シャープ、ソニー、東京エレクトロン、東芝、ニコン、日立製作所、三菱電機、富士通、松下電器産業(社名はすべて当時)など大手電機メーカの調査/分析を担当した。その後もエービーエヌ・アムロ証券、リーマン・ブラザーズ証券などで産業エレクトロニクス分野のアナリストとして活躍。日経アナリストランキング産業用電子機器部門で第4位(1999年)、第5位(2000年)。2004年に富士通に入社し、電子デバイス部門 経営戦略室の主席部長として半導体部門の経営戦略や分社化などを担当。2010年以降はアイサプライ・ジャパン(2010年にHISグローバルが買収、現在はOmdia)で半導体や2次電池をはじめとするエレクトロニクス分野全般の調査/分析を担当。2017年に調査およびコンサルティングを主務とするグロスバーグ合同会社を設立して代表に就任(現職)。
テレビ番組やYouTube番組にも多数出演しており、実績としては「BSフジLIVE プライムニュース」(BSフジ)、「テレ東BIZ」(テレビ東京)、「ABEMA Prime」(ABEMA)、「PIVOT」(PIVOT)などがある。

