プロフェッショナルのための半導体情報「大山レポート」No.2

大山レポート(No.2) 2024年12月6日 発刊

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販売価格8万8000円(税込)
総ページ数32ページ
ISBN978-4-9913715-1-6
編集長大山聡
発行グロスバーグ
発売観濤舎
購入サイトAmazon.co.jp
チップワンストップ

バックナンバー

大山レポートは、半導体やその関連材料、部材、装置などの製造、流通、調達に関わる担当者、そして半導体業界の調査分析に携わる投資家、金融機関、証券会社、調査会社、コンサルティング・ファーム、研究機関などを含む「プロフェッショナル」の方々のための半導体情報誌です。

さまざまな半導体の市況と市場予測、業界や企業の業績予測を中心に、「半導体業界のこれから」を決める重要な、技術トレンドやビジネス環境、政策などに関するトピックについて分析、予測、解説していきます。

半導体に関する業界予測や需給予測は、これまで以上に難しくなってきました。AIをはじめとする劇的な技術進化もあります。それに加えて深刻なのは、経済合理性、技術進化といった「ビジネスのルール」を基本に将来を見通す方法論が使えなくなってきたことでしょう。

あらゆる産業分野で電子化、IT化が急速に進んだ結果、半導体なくしては産業も社会生活も成り立たないという状況が生まれました。つまり、半導体調達は企業だけでなく国や地域の存亡を左右するほどの重要課題になったのです。

こうした状況を踏まえ、グローバルな政治外交問題、国内政策の動向などを押さえながら、さらには先端技術の動向を注視しつつ、現状報告にとどまらない「仕事に必ず役立つ」情報提供に特化していきます。

年4回(2月、5月、8月、11月)発行予定

対象読者

半導体の製造 / 流通 / 調達に関わるメーカ / 企業、半導体業界の調査分析に携わる投資家 / 金融機関 / 証券会社 / 調査会社 / コンサルティング・ファームなどの担当者

第2号の記事ラインナップ

COVER STORY
NVIDIAの研究、独占の構造と賞味期限

データセンタ市場(AIサーバ)に向けたGPU(Graphics Processing Unit)において一人勝ち状態にある米NVIDIA。2024年5〜7月期には売上高が300億米ドルを超え、同社の過去最高を記録した。同社のGPUには消費電力という「アキレス腱」があるが、この快進撃はまだ止まりそうにない。少なくとも、あと4〜5年は続くと筆者は予測する(大山聡)。

NEWS REPORTS
・PSMCの日本進出が白紙に、撤退理由は「中国」
・デンソーとロームが提携、SiCパワー半導体に衝撃

MARKET DATA
世界半導体の本格回復は25年第1四半期、過剰在庫の整理が遂に完了へ

世界半導体市場動向/ディスクリート半導体の市場動向/光半導体の市場動向/センサ/アクチュエータ半導体の市場動向/アナログICの市場動向/マイクロ(MPUとMCU)の市場動向/ロジックICの市場動向/メモリICの市場動向/半導体製造装置とメモリICの市況の相関/半導体製造装置の地域別出荷額/台湾TSMCの業績/米Intelの業績/米NVIDIAの業績/米AMDの業績/米Broadcomの業績/米Qualcommの業績/韓国Samsung Electronicsの業績/韓国SK hynixの業績/米Texas Instrumentsの業績/スイスSTMicroelectronicsの業績/独Infineon Technologiesの業績/ルネサス エレクトロニクスの業績/東京エレクトロンの業績/オランダASMLの業績/米Applied Materialsの業績/ファウンドリ企業のウエハ価格推移(40n〜130nm)/ファウンドリ企業のウエハ価格推移(16n〜28nm)/ファウンドリ企業のウエハ価格推移(5nm、7nm)

GURST PAPER
日本の半導体産業は必ず再興させる、TSMC誘致はその第一歩にすぎない

自由民主党 半導体戦略推進議員連盟名誉会長、元衆議院議員 甘利明氏

著者

大山 聡(おおやま さとる)

グロスバーグ合同会社 代表

慶應義塾大学大学院にて管理工学を専攻し、工学修士号を取得。1985年に東京エレクトロンに入社。1992年に日本データクエスト(現ガートナージャパン)に入社し、半導体産業分析部でシニア・インダストリ・アナリストに就任。1996年にBZWジャパン証券(現バークレイズ証券)に入社し、証券アナリストとしてアドバンテスト、NEC、三洋電機、シャープ、ソニー、東京エレクトロン、東芝、ニコン、日立製作所、三菱電機、富士通、松下電器産業(社名はすべて当時)など大手電機メーカの調査/ 分析を担当した。その後もエービーエヌ・アムロ証券、リーマン・ブラザーズ証券などで産業エレクトロニクス分野アナリストとして活躍。日経アナリストランキング産業用電子機器部門で第4位(1999年)、第5位(2000年)。2004年に富士通に入社し、電子デバイス部門 経営戦略室の主席部長として半導体部門の経営戦略や分社化などを担当。2010年以降はアイサプライ・ジャパン(2010年にIHSグローバルが買収、現在はOmdia)で半導体や2次電池をはじめとするエレクトロニクス分野全般の調査/ 分析を担当。2017年に調査およびコンサルティングを主務とするグロスバーグ合同会社を設立して代表に就任(現職)。